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今週の一枚「ヒロシマ」:片山通夫

ヒロシマ
平均年齢75歳を超えた被爆者の脳裡に、63年前がそのまま蘇(よみがえ)る8月6日が巡って来ました。「水を下さい」「助けて下さい」「お母ちゃん」―――被爆者が永遠に忘れることのできない地獄に消えた声、顔、姿を私たちも胸に刻み、「こんな思いを他の誰にもさせない」ための決意を新たにする日です。(平和宣言より)
   この写真は広島平和記念資料館で撮影した。後ろの白い部分はガスタンク。ハンドルが影となってガスタンクに映っている。ガスタンクの表面にはコールタールが塗られていて真っ黒だったが原爆の熱線で溶けた。ハンドルにさえぎられた部分は黒く元のままに残っている。爆心地から2000米の場所。

 我々に残された「使命」はこの影を再び世界のどこででも見ることのない世界を作り上げることだ。それには素直な気持ちで「軍縮、核廃絶」に取り組むことだ。
 国際社会はそんなに甘くはないという声が聞こえてくる。
 でも、小賢しい理屈は抜きにして生きてゆきたい。
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Author:michio_k
サハリン残留朝鮮人の生活をライフ・ワークに、ビデオ、写真、文章など、あらゆるツールを使って記録しているフォト・ジャーナリスト。