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「酒と女と写真機と」#23:片山通夫

081128mk.jpg

【辿り着いたらミノックス】
―困ったことが・・・。
 困ったことが起こった。いや別に大したことではないのだが、やはり困ったことだ。
いよいよ撮影の段階に入った。ここまではいいのだが・・・。
 写真を撮ろうとミノックスをポケットから取り出す。
このままでは撮れないのだ。つまり、シャッターをチャージし、フィルムを巻きあげるという一連の動作をしなくてはならない。
変な表現だが、本当に撮るときはそれでいい。
しかし、世の中には色んな変な人がいるものだ。
「なに?カメラ?ちょっと見せて」とにじり寄ってくる輩が必ず出てくる。
「ファインダーは?」
シャッターチャージとフィルム巻き上げをしなくてはファインダーが出てこない。
巻き上げるために、引き出す。
「へえー。こうなってんだ」
件の輩は、いろいろ眺めてこねまわす。
撮る気がないときも、同じようにそんな輩が出てくる。
かくして無駄なフィルムが一枚巻き上げられるというわけ。
これがかわいい女性なら
「こうしてこうなって・・」と手取り足とりなんだけど・・。
写真はそんな女性のひとり…。
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コメント

[C19] それで---

分かりました。フイルムがもったいないからとれないと話しておられたことを。
素敵な女性ですね。
なんか人に生きるエネルギーをもらいそうな女性--。背中に星がキラキラ--と。
  • 2008-11-28 07:12
  • チョンヨンスン
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michio_k

Author:michio_k
サハリン残留朝鮮人の生活をライフ・ワークに、ビデオ、写真、文章など、あらゆるツールを使って記録しているフォト・ジャーナリスト。